「心に刺さる名刺のつくり方」セミナーに参加しました

デザイナーのUです。

ズルい名刺専門デザイナーくわたぽてとさんとストーリージェニック上司ニシグチさんによる「心に刺さる名刺のつくり方」セミナーを2019年7月28日日曜日14:00~16:00まで受けて参りました。

おふたりとも関西の方ではじめからトークがとてもおもしろく、息ぴったりのコンビのようなお二人でした。

ところでみなさん、なぜデザイナーになったのでしょうか?

「好きを仕事にする」っていうのは、「好き」「得意」「ニーズ」の3つがあって成り立つとのこと、「好き」と「得意」だけだったら、それは趣味です!!

とおっしゃるぽてとさん、深いです。

名刺には、名前はもちろん連絡先や肩書きが書いてるのですが、わたしたちが名刺を持つ目的ってなんでしょう。

交換した後、交換しあったふたりが名刺を見ながら会話しようと思ったら、なるべくたくさんのフックがあったほうがいいですよね。という考え方から名刺には、色々な視点からの仕掛けがあるといいとのことです。

なるほどです。

その名刺の情報から、ひとつでも共通点があったりすると急に親近感がわきます。
では、どういった内容が「心に刺さる」のかその構成が今回のセミナーのキモでした。

  • パーソナルブランディング
  • 想いを伝えるキャッチコピー
  • 専門家としての肩書き
  • 仕事につながる仕掛け
  • 共感されるストーリー
  • 印象を残すデザイン

6つの項目を、名刺を作るために考えるなんてもはやコンサルですよね。

名前や住所、電話番号などの情報をもとに組み合わせて、しかも片面だけで完結すると、誰でも作れるように思われがちです。

もちろん、シンプルに必要な情報だけで依頼されることもあると思うんですけど、心に刺さる名刺を作るとなるとそうはいきません。

名刺交換をする目的とは?

なぜ名刺交換をするのか、相手にどういった行動を起こしてもらいたいのか。

名刺を見て、お問い合わせがほしい、仕事につなげたいという目的であるならば、そのゴールに向けて構成しないといけないです。

名刺見て、何やってる人かわからない、わかりづらい。など印象に残らないともったいないですよね。

名刺配って→ 覚えてもらえて→ その名刺を頼りに連絡が来て→ 仕事につながるなら、その名刺に10万の費用を支払う価値ありますよね。
だって、名刺って「顔」ですよ。

あなたの存在価値を名刺で最大限に表現しよう!

これらの話は、販促物にはなんにでも当てはまるのではないでしょうか。

ホームページだって、ただ作ればいいわけではありません。

作って、アクセスしてもらって、「お問い合わせボタンを押す」という行動を起こしてもらいたいからです。

上司ニシグチさんは、「デザインした成果物(完成品)をクライアントに見せるだけでは、相手の琴線に触れるのは難しい」とおっしゃっていました。

完成にいたるまでの背景や制作プロセス、デザインの思考などをオープンに(見える化)することが大事であるとのことです。

いきさつや想いや進行など、名刺の完成にいたるまでを上司ニシグチさんは「note」に書かれています。

ブログに書くという見える化ですね!

上司ニシグチさんの「ストリージェニックな名刺の作り方」はこちら

わくわくする記事から、名刺が出来上がるまでの状況が浮かびます。思いや愛が伝わってきますよね。

こういった発信、拡散は、ブログを読んだ見ず知らずの方から受注へとつながっているそうです。

ファンづくりすごいです!

一部の内容しかご紹介していませんがセミナーは、たくさん情報をいただきとても刺激的でした。

デザイナーはもっとリサーチして勉強してクライアントを知り、提案していく愛を意識していかないといけないです。
情熱がないと伝わりません。

思いやりを持って仕事しないと「良いもの」は作れません。
表面上やっていても、心は見透かされクライアントは離れていくものだと思いました。

わたしも、本当に嬉しい!ありがとう!頼んで良かった!って言われたいです。

 

そして懇親会へ!

セミナーには、参加者としてAdobe Communityの鷹野さんが来られてました。

飲みの席で色々Adobeのことで鷹野さんに質問していると突然Macを開き、実際に教えてくださいました。
そこからプチ勉強会が始まったのでした。なんて贅沢な時間でしょう。
あやまってビールをMacにかけなくてよかったです。

ぽてとさんもニシグチさんも、そうですが、懇親会に来られているみなさん優しい方ばかりでした!

技術面など、惜しげもなく教えてくれたり、こういうときどうする?みたいな素朴な質問にも答えてもらえたり。しかも深い。
次の日、「昨日の件だけど〜だよ」なんてメッセージがきたり。

そういう心づかいと、親しみやすさをきっと仕事にも各々発揮されているんだろうなと思うと、感動します。

貴重なセミナーにいけて本当によかったです。

みなさま、どうもありがとうございました。

くわたぽてとさんのスニーカーめっちゃかわいかったです。

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