「女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと」読んだ印象を社内共有

本の情報

女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと

この本を手に取ったきっかけ

本当は別の本を探しに書店に行ったのですが、目的のものが見つからなかったため、掲示されている「書店員おすすめ」一覧の中から選んで手に取ってみました。

おすすめされているし、自分にも娘がいるので何かの参考になればと。

この本を読んで率直に感じたこと

著者の西原理恵子さんに対して、よく知りもせず「言動が派手で個性が強く、自分の苦手なタイプ」と勝手に決めつけていた自分にスクリューパンチです。

思い込みって、本当に良くない。

この本を読んで得られたこと・考えさせられたこと

まだまだ女性の一生は選んだ配偶者によるところが多く、女性が一人で生きていこうと思ったときに「生きづらい」現代日本。

また、男運が良かろうが悪かろうが、配偶者が若くして亡くなった場合など女が一人で生きていかなければならない状態になることは多々あるわけで・・・。

最悪一人で生きていけるようなスキルを持っておくということは大事なことだと思います。

そして、自分を追い込むような言動や行動を取る男からは逃げなさいというのは、本当に大事なこと。

男だけでなく、女性同士、会社、場合によっては家族にだってこの言葉は当てはまります。

夢を追いかける方法や言葉は身の回りにあふれていて、「きれいごと」は、どこからでも吸収できる世間で「いい子でいなさい、人にやさしく」そう言われて育った「やさしい子」は、どうしようもなく理不尽な目にあったときに、「自分さえ我慢すれば」と思いがちになってしまいます。

だって、そう教えられて、それが正しいことだと信じてきたから。

母として、子供に伝えるべきことは「きれいごと」ではなく、生きる力を身につけることであり、どうにもならなくなる前に気づく方法、逃げる方法。

つまずいたとき、逃げざるを得ないときにそこで腐らずに立ち上がる方法なのだと気づかされました。

  • 「王子様を待たないで。社長の奥さんになるより、社長になろう」
  • 「あなたの人生は、あなたが幸せになるためにある」

自分で考えて選択する生き方ができるよう、そして「最後は笑える!」と思えるように。

母として「君臨すれども、統治せず」の姿勢で娘と向き合っていきたいなと思いました。

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