12/1より株式会社リクトは11期目がスタートしました。
2012年1月25日に法人を設立し、約10年が経過し10周年の年となります。
10年間会社を続けられているのも、これまで関わっていただいたすべての方の応援や支えのおかげです。
クライアント様、パートナー様、社員やそのご家族など多くの方々に改めて感謝申し上げます。
コロナ禍においてリモートワークやWeb会議の比率が増えるなど、変化していく働き方にも慣れてきました。
一方で役割分担やコミュニケーションの質など見えてきた課題もありますので、ニューノーマルと古き良き習慣を見極め、バランスを取った経営を行っていきたいと思います。
第10期の振り返り
第10期は「ありがとう/10th」をテーマとし、クライアント様、クライアントのお客様、パートナー様、社員やそのご家族など、関わるすべての方々への感謝からスタートした1年でした。
そして、主な取り組みとして下記の3つを推進してきました。
コンセプトワークを軸としたサイト制作提案の強化
これまでも行ってきたコンセプトワークですが、改めて弊社クライアント様のご要望、規模感、予算感、取り組みやすさなどを考慮しリクトとしてのコンセプトワークを9つの分野で体系的に整理しました。
Webサイトの制作はそれ自体が目的ではなく、経営課題を解決する手段としてとらえていますので、このコンセプトワークにより「誰に」「何を伝え」「どのようなアクションを起こしていただくか」を設計することで、ますますクライアント様の経営課題解決に結び付けていきます。
この取り組みを機に、弊社のWebサイトも数年ぶりにリニューアルし、コンセプトワークの重要性を打ち出し、テンプレート化したダウンロード資料もご用意しました。
CRM/SFAといった中小企業へのDX支援
弊社では、CRM/SFAツールとして、ZOHO CRMというシステムを活用しています。
リクトにとっては無くてはならないツールとして日々使用していますので、この経験を活かして顧客管理や営業管理に課題を感じているクライアント様を支援してきました。
これまでは主にシステムの設計と導入支援を行ってきましたが、担当者以外の方へ利用目的や使用方法が浸透せず、導入後に会社全体で利用する際につまづくケースが見受けられました。
したがって、昨期より会社全体への利用定着を図るため、導入開始後も定期サポートできる状況をつくり、利用率をあげる支援を行っています。
これにより、顧客管理システムに限らず社内のIT化やそれに伴うルール設計等もお手伝いしており、ゆくゆくは会社の文化や提供価値まで変革していくDX支援につなげていきます。
1,000のクライアントとの共生に向けたサポートサービスの拡充
コンセプトワークによりWebサイト制作時のクオリティアップと同時に、サポートサービスの充実も図りました。
いいホームページを作っても、完成後の運用が伴わなければ求める結果を得ることができない時代です。
目的やターゲットに合わせた理想的なWebサイトと効果的に運用していく小さな努力の積み重ねが合わさることで結果へとつながります。
SEOや分析ツールの活用、サポートチームの人員増強SNS広告運用、やコンテンツ制作代行等の取り扱いサービスの拡充も進めていきました。
まだまだ1,000のクライアントとの共生には長い道のりですが、クライアント様が期待する結果につなげることでコツコツと信頼を蓄積していきます。
その他にも、品質の担保、クオリティアップに向けて案件に携わっていないメンバーも含めて成果物をチェックしあう文化の浸透や、デザイン、コーディング等の社内基準の整備、制作ガイドライン等のマニュアル化も進めていきました。
おかげさまで、会社としても利益が残せる結果で10期を終えることができましたので、クライアント様や社員への還元と共に財務基盤を固め、よりよいサービス体制の構築に努めていきたいと思います。
第11期のテーマと目標
今期のテーマは「www」です。
笑顔(w)を忘れず、私たちの主戦場であるWorld Wide Webの基本を見つめなおし、これからの活用を洗練させていき、関わる方全員がWinnerとなる1年にしていきます。
主な取り組みとしては、「自社ブログやSNS等のコンテンツ強化」、「内制比率を高めて成果物のクオリティ向上」、「これからも成長し続ける会社となるべく新しいサービスの展開」を進めていきます。
今期は、スキルや業務内容に応じて、事業部やチーム構成の再編を行うところからスタートしました。
変化の激しい今の時代に柔軟に対応し、本質を守りながら形を変え、クライアント様からはもちろん社会からも求められる企業へと成長していきたいと思います。
これからの1年間も、よろしくお願い申し上げます。