リクトサポートチームの金子です。
今回私はウェブセミナーに参加してきましたので、その内容とセミナーを受けて感じたことをまとめてみようと思います。
【みんなのデザイン筋トレvol.2】分かりやすさ断然UP!メリハリで驚くほど差をつける「情報整理とレイアウト」
講師はun-T factory!で、アートディレクターをされている平野里美さん。
通称サトキチと呼ばれているようです。
なんとデザイナー歴は23年とウェブ業界の大先輩ですね!
受講したセミナーの内容は、クライアントとのサイト制作の打ち合わせ後に、情報整理とレイアウトがしっかりできていれば、やり取りをスムーズに進められるよ。というものでした。
内容の詳細はツイッターとかで上がっていると思うので、今回は私が気になったところをまとめてみます。
ではどうしたら情報整理がうまくいくのか。
情報の整理ができない人は片付けができない人
セミナーの中で最も私が気になったのがこのフレーズでした。
情報をグルーピングするのが苦手な人は、日常の片付けも苦手な人が多いんですと。
わぁぁぁぁ、まさに私じゃん(・∀・; )
身の回りを片付ける癖を着けておけば、グルーピング力を上げることができるそうですよ。
他には自分が読んだ本や雑誌の記事などを、簡潔にまとめらえるようになるとグルーピング力を上げることができるそうです。
グルーピングがしっかりできるようになると、
- レイアウトを考えやすくなる
- 情報の質がユーザーに伝わりやすくなる
- クライアントとのずれや戻りを軽減できる
日頃から鍛えておかないといけないですね。
デザインに入る前に骨組みが重要
つづいてセミナーの中で、骨組みがいかに重要なのかという説明がありました。
ではなぜ重要なのか。
骨組みがしっかり出来ていれば、後で「あぁこれも変えないと」「もっとこうだったのに」というのを防げるからです。
たしかに、以前私もクライアントから「こうしたいんだよね~」と依頼をもらい、しっかりとした骨組みができてないまま、工程を進めてしまったことがあります。
そしたら後々クライアントから、「あれも♪これも入れたい♪」という要望が増え、あぁぁ直さないと・・・(;´Д`)ってなってしまったんです。
こうならないためには、
- ユーザーがどういう心理や行動をするのかをしっかり把握する
- どこに何を置いたらいいのかという全体をしっかり構成する
- 手書きでもデータでもいいので、ラフを作っておく
- クライアントと出来た骨組みを共有しておくこと
クライアントの情報が伝わりやすくなるレイアウトとは?
休憩を挟んで後半は、レイアウトのポイントについてを勉強していきます。
セミナー中にいくつかレイアウトを作成するにあたって、下記ポイントが紹介されました。
- マージン
- ジャンプ率(メリハリ)を付ける
- 色の配分
- 目線の誘導
ジャンプ率とは大きいものと小さいものの差のことを指します。
このジャンプ率はイメージ画像やテキストなどの様々な部分で活用できます。
イメージにジャンプ率を使えばメイン画像なのかサムネイル(サブ)なのかをぱっと見で区別しやすくなります。
また文章に使えば、ユーザーにゆっくり読ませる記事にしたいのか、短時間で見せたい記事にしたいのかをコントロールすることができます。
確かにいろんなサイトを目にすることが多いのですが、ジャンプ率がしっかり使われているサイトとそうじゃないサイトを比較すると、ジャンプ率の高いサイトのほうが見やすく、情報が入ってくる印象が全然変わってきますね。
私もクライアントの情報を扱うことが多いので、このセミナーを受けてからジャンプ率を意識してレイアウトを作るようにしないとなぁと考えさせられました。
他にもまだまだ情報整理やレイアウトについて、抑えておきたいポイントはあるのですが、めっちゃ長くなりそうですので、この辺にしておきたいと思います。
それではまた次回(^^)/