フロントエンドの中村です。
当社においてフロントエンドはコーディングがメインとなり、システム系に関することはプログラマーやエンジニアに外注することが多くなるわけですが、プログラマーとやり取りをする時に、必ずと言っていいほど出てくるのが
「Git」(ギット)
というバージョン管理システムなのですが、すでにGitという言葉を聞いただけでお腹が痛くなるディレクターやコーダーも多いのではないでしょうか(笑)?
Gitとは簡単にいうと更新履歴を残せるサーバーのようなもので、普通アップロードしてファイルを更新したら以前のデータは上書かれてしまいますが、Gitは以前の好きなファイルの状態に戻すことが出来ますし、ローカル環境で更新してまとめてアップロードする事ができるのでネット環境がなくても作業を進める事ができ、複数の製作者で作業をするときに力を発揮する優れたツールなのですが、その概念やシステムが少し難解で、苦手意識を持っている人が多いことも事実です。
僕も必要に狩られて、そこそこ勉強して使ってはいるものの、プログラマーレベルで話されるとついていけませんし、コンフリクト(修正箇所が被ってしまうエラー)なんて起ころうものなら意味不明な英語の長文が頑なにプッシュを拒むような展開に陥ってしまいます(笑)
そんな感じを繰り返しながら、自分で勉強しようにも難易度が高く、長らく勉強課題の一つだったわけですが、今回!importantさんのセミナー議題がGitだったので速攻で申し込み参加してきました。
講師は「サルでもわかるGit入門」でなどの著者としても有名な大串肇さん(株式会社mgn)でした。
大串 肇 Hajime Ogushi
(株)mgn代表。Webディレクター・Webコンサルタント
Webサイト制作ディレクション業において、一般企業や開発会社と一緒にプロジェクトを円滑に効率的に進めるのが主な仕事。IT系の勉強会で行われる5分程度のライトニングトークにおいて、毎回聴衆を盛り上げることを得意とし、界隈ではLT職人と呼ばれている。 趣味はゲームをすること(上手くない)と、愛妻&愛犬とお散歩に行くこと。 Gitの勉強会を定期的に行なっている。 2013年のWordCampTokyo実行委員長。
(出典:https://www.m-g-n.me/team-lens/)
明るいキャラクターで緊張をほぐして頂き、丁寧な説明と時々混じる関西弁がキュートな(通称)メガネ先生。
日頃からコードを触るわけではない参加者もいらっしゃいましたが、そういう人にも分かるくらいに丁寧なステップと説明で遅れる生徒の出ないスムーズな進行でした。
レポジトリを作り、ファイルをコミットしてプッシュするまでの一連の流れをご指導頂きました。
僕的には日々の業務でついていける内容でしたが、その中にも「あ、そういう意味だったんだ!」とか「そんなやり方があったのか!」みたいな発見もあり、為になる内容でした、最後に難関であるコンフリクトの修正方法に軽く触れたところでセミナーは終了。
始まる前はGitが全くわからない参加者もいたのに、終わる頃にはみんなが「1人Git」ならこなせるレベルに成長していました。
質疑応答でも生徒の質問に真摯に答えて頂きました。
最後にみんなで記念撮影をして終了。
セミナー後の懇親会では大串先生や、主催の01WAVEの方々とも色々なお話が聞けて、とても有意義で刺激になる1日になりました。
!importantイベントは今後もチェックしていこうと思います。
勉強したいと思っている課題があるのになかなかきっかけを掴めずにいる人も
!importantイベントをチェックしておくことをお勧めします!