CSS Nite in Fukuoka, Vol.11 に参加したのでアウトプット

こんにちは、
リクトの運用サポートアシスタントのKです。

4月も後半に入り、気温もだんだんと暑さを増し体調のコントロールなどなかなか難しいなと思う今日この頃。
皆様はいかがお過ごしでしょうか?

皆様も体調を崩されませんよう、お気を付けください。

今回も私が参加したセミナーの模様を更新していきたいと思います。

今回私は、4/19に開催されました「CSS Nite in Fukuoka,Vol.11」というWebの業界の人にとっては贅沢なイベントに参加して参りました。

 

「CSS Nite in Fukuoka,Vol.11」

これまで510回をも超えるWeb制作業界のセミナーイベントの中ではモンスター級のこのイベント。

福岡での開催では、「福岡で働くWebの人々」にスポットを当てて開催されており、福岡の開催だけでももう11回目ということなのですごいですよね!

今回の出演者も

・永野 英二さん(601works)
・田川 昌輝さん(ワクグミ)
・S.Yさん(リクト)
・鷹野 雅弘さん(スイッチ)

と豪華な顔ぶれ!
イベントの流れは4部構成と大満足な内容でした。

さっそくイベントの内容を簡単にご紹介していきましょう。

少し長いですが、最後まで読んでいただけるととてもうれしいです。

 

■プロジェクト管理の前に考えること(ウェブ制作編)

まずはじめに登壇したのは、601worksの永野英二さん。

このセッションでは、ウェブ制作のディレクターの立場からプロジェクト管理を行う前にやっておいた方がいい事についてお話いただきました。

セッションの中で一番印象に残ったこと

適切なツールを使う」という部分でした。

普段クライアントとの連絡ツールとして、「chatwork」が取り上げられました。

これは、リクトでも使用しています。

クライアントとグループを作れて、そのグループ内でやり取りをすることでクライアント側としても
「あっ、●●社か!」や「あの案件の事かな!?」とすぐに気づいてもらいやすく安心感も与えるのだと。

一方社内で共有して使うツールとして、
「Googleドキュメント」が取り上げられました。

ExcelやWordなどの代わりに「Googleドキュメント」を使用しているそうです。

その理由として・・・

・共同編集が出来る
・ファイルの先祖返りがない
・共有が容易

なんだそうです。

他にも画像の共有として「Dropbox」を使用しているとのことで、
いかに短時間で効率よく作業できるかを常に意識することが重要と話しておりました。

このセッションを聞いて、仕事をより効率よく進めるためにはしっかりとしたルールを作ることが大事なんだな感じました。

■ウェブ制作者も知っておこう!ブランドの基礎知識

2つ目のセクションに登壇したのは、株式会社ワクグミの代表取締役 田川昌輝さん。

このセクションでは、ウェブ制作において「ブランド」や「ブランディング」といった言葉を使うことが多くなっていますが、
そもそも“ブランドってなに?”、“どうやってできているの?”という基礎や今までご自身が取り組んだ事例についてお話いただきました。

セッションの中で一番印象に残ったこと

ブランドとは消費者が認識している状態」という言葉でした。

私たちが常日頃から使用している「ブランド」という言葉は、企業やお店がどのようなサービスや商品をしているのかということを認識できているから使えるのだそうです。

例えばハンバーガーを買おうと思ったら、だいたい〇〇ナルドや〇スなどをイメージしますよね?

これは、“そのお店がハンバーガーを売っている”という認識が根付いているからなんです。

たしかにはじめて見るお店というのはどんなことしているのかイメージできないですよね?

この話を聞いて、クライアントの作品をただ作って納品して終わりではなく、
そのサイトに訪れる人(ヴィジター)がそのサイトを見て企業のサービスや商品を認識できる作品を作らないといけないんだなと感じました。

■あらゆる販促を成功させる“「A4」1枚アンケート”とは

3つ目に登壇したのは、我がリクトのS.Yさん。

今回登壇した内容は、販促コンサルタントの岡本達彦氏が提唱する“「A4」1枚アンケート”という販促物の作成手法についてお話いただきました。

本題に入る前にYさんから、会場にいる人たちに言っていた「自分事として話を聞いてください」言葉がとても印象的でした。

たしかに「自分事」として聞いていないと「自分には関係ない」と感じてしまい、思考が止まってしまいますからね。

セッションの中で一番印象に残ったこと

Web制作をする際に「自分で考えない」という言葉が衝撃的でした。

その内容とは、自分で考えるのではなく実際にその商品を買ってくれた人やサービスを受けた人にアンケートを取ることで、シンプルで生産性の高いものを作れるようになる近道なんです。

ではアンケートの内容とは、どんな内容のものなのかというと

  • Q1.商品を買う前にどんなことでお悩みでしたか?
  • Q2.何でこの商品を知りましたか?
  • Q3.すぐに購入しましたか?しなかったとしたらなぜですか?
  • Q4.何が決め手(文章や内容など)となって購入しましたか?
  • Q5.実際に使ってみていかがでしたか?

これらのたった5つだけです。

5つの項目それぞれに意味があって、

  • Q1の項目によりターゲットの不安や悩みを事前に知ることができる
  • Q2の項目を取ることでそのターゲットがどの媒体を使って知ったのかが分かり、その媒体に力を入れることでさらに売り上げを伸ばすことができる
  • Q3の項目によりターゲットの不安を取り除くことができる
  • Q4の項目は自分たちでは気づかなかった自社の強みを知ることができる
  • Q5の項目は利用後の良さを知ることができる

アンケートで分析したものをチラシやホームページに応用すれば、シンプルで生産性の高いものを作ることができるようになるとのこと。

アンケートを取るだけで自社の強みもわかって、かつ生産性の高い作品が簡単に作れるならやらなきゃ損ですよね!

気になる!という方はぜひ、“あらゆる販促を成功させる「A4」1枚アンケート実践バイブル”で検索してみてはいかがでしょうか?

■The right tool for the right job 適材適所で使い分ける正しいツールの使用方法

ラストのセクションでの登壇者はWeb業界では有名人、株式会社スイッチの鷹野雅弘さんです。

このCSS Niteの主催者でWeb制作の分野で、デザイン・オペレーション・設計・ディレクションなど、20年以上第一線で手を動かし続けていらっしゃいます。

鷹野さんの代表的な著書といえば、『10倍ラクするIllustrator仕事術』。

Webに関係する方なら書店で1度は目にしたことあるのではないでしょうか?

こんなすごい人の話を福岡で聞けるなんてすばらしいですよね!!(゜O゜)

ただ今回のセッション時間が20分に対し、前半にお話しされた方たちの内容が結構ボリュームがあり、鷹野さんの持ち時間がなんとたったの約15分しかありませんでした!(;゚Д゚)

ちなみにセッションの内容は、
クリエイディブ系のツールを正しく使う事、うまく使い分けて連携することが制作全体のワークフローの効率化につながるということなので、
色々あるツールの中からIllustrator、Photoshop、XDの3つのツールにフォーカスを当てて実際のデモを通して紹介していただきました。

セッションの中で一番印象に残ったこと

短い持ち時間の中でどんなことを話すのだろうと会場の全員が興味津々。

その中で一番印象に残ったのは、鷹野さんの作業の速さでした。

マイクを持ったまま片手で素早くそれも正確にデモを進めていく姿に、会場からは「すごぉ~(゚д゚)!」とか「はやっ!( ゚Д゚)」という声が飛び交っておりました。

長年第一線で手を動かしているからこそできる、技のようなものを目の当たりにしてとても感動致しました。

セッションの内容で印象に残っていることは、
「XD」ってすごく便利だなということでした。

カンプデータを作成の際、例えばメニューなど同じレイアウトをいくつも使用するときに、
XDのリピートグリッドを使用すれば瞬時に作成できたり、画像もPhotoshopの画像をXDに読み込むことができるので、いちいちファイルを開いてという手間もなくなって時間短縮が可能に。

XD一つでカンプデータが簡単にそれも素早くできるのなら使わない理由がないなと実感しました。

今回のCSS Nite in Fukuokaに初めて参加してみて、目からうろこの内容がたくさんで参加して本当に良かったと感じております。
次回のCSS Nite in Fukuokaにもぜひ参加したいです。

長々と最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

次回も懲りずに4/20に参加した「Web制作におけるUXの実践~設計から解析まで~」のセミナーの内容を投稿していこうと思っております。

ぜひ、次回も読んでいただけると嬉しいです。

皆さま宜しくお願い致しますm(__)m

『あらゆる販促を成功させる「A4」1枚アンケート実践バイブル』についてはこちら

『10倍ラクするIllustrator仕事術』についてはこちら

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