『良いロゴの考え方、作り方、使い方』に参加してきたのでアウトプット

こんにちは!1月よりで更新サポートのアシスタントとして働いてますKです。
今日から定期的に私が参加したセミナーの内容や役に立つ情報などを更新していけたらと思っております♪

よろしくお願いします!

さっそくですが、今回私は2018年4月11日(水)に開催された、
「良いロゴの考え方、作り方、使い方」というセミナーに参加して参りました。

「良いロゴの考え方、作り方、使い方。」

2018年4月11日にFukuoka この日講師を務めたのは、カジワラブランディング株式会社代表取締役の梶原道生さん。
梶原さんはJR九州や西鉄グループ、福岡市科学館などの企業・団体から、一風堂などの飲食店やショップなど数多くのロゴ制作、
およびロゴを軸としたツール展開を手掛けていらっしゃいます。
「あっ!見たことある!」とつい声に出してしまうような あんなロゴやこんなパッケージを手掛けていらっしゃいます。
どんなものを手掛けているか詳しく知りたいという方は、カジワラブランディングのホームページをチェックしてみてください。

kajiwara branding design

公開講座スタート!!

ロゴの基本

定刻の19:00。
まずは、司会の方から軽く今回の講座の流れの説明と梶原さんについての説明をされ、梶原さんにバドンタッチ。
前半の講座では、ロゴとはどんなものなのかというロゴの基本についての講義とロゴを制作するにあたってのプロセスについて学びます。
この講座の中で梶原さんは「ロゴを作るときの基本的な考え方として、そのロゴを見た人が何を感じるのかを意識することがもっとも重要」とおっしゃっていました。
作ったロゴを「誰が」・「いつ」・「どのように」見るのかを常に考えながら作成することで、より親近感を持ってもらえるロゴになるのだともおっしゃってました。

結論「良いロゴ」とは
作り手(企業や商品・サービス)の特徴を使い手(生活者・ターゲット)に自分の事として無意識に受け入れられる存在」の事を指すのだそうです。

 

ロゴの分析と制作エピソード

ロゴの分析と占い師現る(笑)??

後半の講座では実践として「Fukuoka Design Nest School」の生徒さんたちが持参した「自分の好きなロゴ」を基にそのロゴを生徒自身で分析してもらい、その分析結果を梶原さんが解説していくという体験型の講座と実際に梶原さんが作成したロゴの中から2つのエピソードを話していただきました。

まず後半最初は・責任感・しっかり・礼節・格好いい・庶民・愛情・素敵・お洒落・品の良さという9の項目に分類された円グラフに生徒さんたちが持ってきたロゴを当てはめていきます。
その当てはめたロゴを基に梶原さんが一つずつ解説していきます。
その中で、「結構スポーツや動くこと好きではないですか?」とか「事務系の仕事とかをしていて、社会貢献とかもしたいなとか思ってませんか?」というまるで占い師のごとく持ってきた生徒さんたちについて的確に分析していきます。
会場からは「おお!( ゚Д゚)」や「すごぉい(゚д゚)!」などの歓声が上がっておりました(笑)

開発エピソードⅠ[某明太子販売店]

続いて実際に梶原さんが作成したロゴの中からいくつかエピソードを話していただきました。
まず一つ目のエピソードはとある明太子販売店でのお話。
お店の名前を書くときにモダンな感じでという依頼だった為、筆ペンや筆を使って書いていたそうなんですが、なかなか納得できるものができなかったそうです。ふと”サインペンで書いてみてはどうか”と思い書いてみるとなんとイメージとぴったり!!そのあとロゴのマークも色々試行錯誤して、完成したのがなんと1年かかったそうです。びっくりですよねぇ(゚д゚)!!!

開発ストーリーⅡ[小さいお子様をもつママたちの情報誌]

エピソード2つ目として、とあるママ専用情報誌のタイトルロゴを変えたいという依頼を受けたそうです。その依頼とは、従来のやんちゃな子供のイメージから品良く愛情のあるママのイメージに変えたいというものでした。
文字のイメージを様々な3人の人気女優さんの雰囲気をイメージしたものを3パターン作成し、企業側とのすり合わせを何度も行い、企業側も梶原さん本人も納得するタイトルロゴを完成させることができたとのこと。
やはり、このタイトルロゴも完成したのが約半年くらいだったそうです。良いモノを作るにはそれなりに時間がかかるものですね・・・。

「良いモノやコトを作るためには依頼されるその会社やお店の従業員や商品・サービスをしっかり知ること」

最後に梶原さんの言葉で、「良いモノやコトを作るためには依頼されるその会社やお店の従業員や商品・サービスをしっかり知ることが重要。
いろいろな角度から細かく視て訊いてしっかり知ることで、作り手側も納得する良いものができ、それが使い手にとっても良いモノやコトとして生活に浸透するのだと」おっしゃっていました。
私も制作する者として、クライアントが考えていること伝えたいことをしっかり視て訊いて知ることを常に意識することが重要だと実感しました。
このセミナーに参加して本当に良かったです。

もっとたくさん書きたいことはあるのですが、既に長いのがさらに長くなってしまいそうなので、この辺でやめておこうと思います(笑)
次回も私がセミナーに参加して勉強になったことなどを共有できたらと思っておりますので、みなさま楽しみにしていてください。

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