ホームページ用の写真撮影体験談!準備のポイントや反省点をご紹介

初めまして、2022年にリクトにWebディレクターとして入社した橋本と申します。

先日、担当案件の中で、ホームページリニューアルに使用するための写真撮影を行いました。

プロのカメラマンの方に依頼して撮影を行ったのですが、初めての経験だったので一連の流れを忘れないうちに記事として残しておこうと思いました。

この記事では、ホームページ用の写真撮影を主導した中で、事前に準備・確認した内容や、当日現場で感じたこと、次回に活かしたい反省点などをまとめていこうと思います。

写真撮影を行うことになった経緯

長崎県大村市の歯科医院「くろきデンタルクリニック」様のホームページリニューアルの担当ディレクターになったことがきっかけでした。

開業時に弊社でホームページを制作をした歯科医院様で、開業から10年が経った節目のリニューアルも弊社に依頼してくださいました。

リニューアルにあたって「掲載する写真や情報も新しくしたい。」というのが、写真撮影に至った経緯です。

クライアントとの事前打ち合わせ内容

撮影前にクライアントと打ち合わせを行い、主に「撮影日・時間」や「撮影する内容」を確認して決定しました。

撮影日・時間

今回はクライアントのご希望に合わせ、スタッフ様が全員出勤している平日が撮影日となりました。

平日なので歯科医院様の場合、撮影の時間帯は患者様の予約を入れないように調整していただく必要があります。

結果、お昼休みを含む12時~15時の間で撮影を行うことに決まりました。

POINT

toC事業を行われているクライアントの場合は、お客様が来店・来院される時間帯と撮影時間の調整が必要なので注意する。

撮影する内容

撮影内容もクライアントと相談し、以下の内容を撮影することになりました。

  • 院長先生やスタッフ様の集合・個別写真
  • 医院の外観・院内設備の写真
  • 診療・カウンセリング時の写真
  • 託児スペースの様子 など...

POINT

ホームページリニューアルの場合、既存ホームページに掲載されている写真を確認し、差し替え漏れが発生しないように把握しておく。

カメラマンへの撮影依頼と事前打ち合わせ

クライアントとの打ち合わせが終わったら、カメラマンへの撮影依頼が必要です。

撮影日時と場所を考慮し、対応可能なカメラマンを探すことになります。

今回は、弊社と長年お付き合いのあるパートナーのカメラマンの方に日時と場所をお伝えしてお見積もりを出してもらい、予算的にも問題なかったため正式に依頼させていただきました。

POINT

予算・スケジュール・撮影場所の他に、カメラマンの得意ジャンルなどを考慮する場合もある。
例)人物の撮影が得意、EC用の商品撮影が得意 など......。

事前打ち合わせ内容

撮影前にカメラマンとの打ち合わせ時間を設け、主に以下の内容を相談・お伝えしました。

  • 撮影日、時間
  • 集合場所、時間
  • 交通手段
  • 撮影内容
  • 当日の段取り
  • 雨の日の場合の対応

今回は遠方での撮影だったので、撮影時間に間に合うように集合時間を設定。
念のため、撮影日の現地の天気予報も確認しておき、雨の日の場合の対応も相談しました。

POINT

屋外での撮影がある場合は、天候も考慮しておく。

撮影前日までに準備したこと

撮影前日までには、当日に撮影が滞りなく進むように以下の準備を行いました。

撮影アジェンダを作成・印刷

当日現地でクライアントやカメラマンが確認しながら撮影できるように、撮影内容のチェックリストや時間を記載したアジェンダを印刷しておきました。

部数はクライアント・カメラマン・自分・予備×2で合計5部。

当日、私はクライアントとの打ち合わせも行う予定だったので、撮影に付きっ切りでいられるわけではなかったのですが、カメラマンの方にチェックリストを見ながら撮影してもらえれば、漏れなく撮影してもらえるので安心です。

撮影時に写って欲しくない物は事前に片づけていただくよう連絡

撮影後に写真を見て「この写真は〇〇が写っているので使えません。」というような事態にならないよう、写ってほしくない物は事前に片づけていただくようクライアントに依頼しました。

POINT

撮影のアジェンダをつくり、当日の流れをイメージ。
アジェンダは、撮影内容のチェックリストとしても使用できるようにしておく。

撮影当日感じたこと

自分としては、スケジュール的に少し余裕があるのではと想定していましたが、実際は時間いっぱいギリギリまで撮影を行うことになりました......。

撮影中や撮影後、以下のようなことを感じました。

一枚撮影するには、思ったより時間がかかる

私は写真撮影に関しては素人なので、一枚撮影するのにそれほど時間はかからないだろうと思っていたのですが全く違いました。

写真を一枚撮るには、画角の決定・調整や照明の加減など準備にそれなりの時間がかかります。

ここをイメージできていなかったので、途中で「あれ?時間内に全部撮影終わるかな...。」と少し心配になってしまいました。

内観だけでなく外観の撮影も周囲の環境を考慮する必要がある

外観の撮影は「患者様が来院し始めた後でも大丈夫だろう」と後回しにして、内観の写真を優先していました。

しかし、いざ外観を撮影しようと外にでると、ご予約の患者様の車が駐車場に停まっているので、綺麗に外観を撮ることができませんでした。

外観を撮影する場合には、事前に駐車場の位置など周辺の環境も把握しておき、撮影のタイミングで問題なく撮れるかどうか確認が必要だと知りました。

休憩時間を考慮する必要がある

撮影に想定より時間がかかったので、カメラマンの方にあまり休憩をとっていただくことができませんでした。

2~3時間以上の撮影になると、ぶっ通しでの撮影は体力的にかなり辛いものになると思うので、休憩の時間は意図的に確保した方が良いと感じました。

POINT

撮影現場では想定していないことが起こる場合もあるが、慌てずに対処する。

最後に:次回に活かしたい反省点

撮影当日感じた反省点から、以下の内容を次回の撮影に活かしたいと思います。

  • よりスムーズな撮影のために、ある程度写真の構図なども想定しておく
  • 画角や照明の調整まで含めて撮影時間を想定しておく
  • 撮影時間帯の周囲の環境まで考慮して予定を組む
  • 休憩時間もスケジュールに入れる

反省点は多いですが、事前に打ち合わせやアジェンダ作成を行っていたおかげで、致命的なミスはなく進めることができたと思います。

この記事の内容が、今後撮影ディレクションを担当される方の参考に少しでもなれば嬉しいです。

今回撮影したくろきデンタルクリニック様の事例はこちら

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