デザイナーのうえつです。
みなさんの好きな色は、何色ですか?
また、嫌いな色は何色ですか?
前回のブログでもお話ししましたが、わたしはピンクが好きです。
あんまり好きじゃない色は、紫です。
ということで、この2色の関係性について、探ってみたいと思います!
色彩学では主にPCCSの色相環で、色を考えていきます。
上記の画像はビビットトーンという、最も鮮やかな色のトーンです。
純色といって、何も混ざっていない色のことを言います。
この純色の白だけを加える、黒だけを加える、白も黒も加える、その調節で色が変わっていきます。
さてピンクはどこに当たると思いますか?
暗いピンク、明るいピンクとありますが、ビビットトーンの中には、ピンクと呼ばれる色はありません。
ピンクって「純色」じゃないんですね。
ビビットトーンの「何かの色」に白を変えるとピンクになります。
さてそれは、何色でしょうか??
答えは、なんと紫(赤紫)です!
そうわたしのあんまり好きじゃない紫は、ピンクの親戚だったのです。
紫に白を加えていくとピンクになります。
色番号は、紫もピンクも24です。
もうひとつ別の例を挙げてみます。
茶色をじーーーーっっとみてください。
何が浮かびますか?
答えは、オレンジです。
茶色は、オレンジの親戚です。
オレンジの黒を加えたら茶色になります。
色番号は、オレンジも茶色も「6」です。
ところで今わたしはリクトのリラックスルームで、ブログを書いています。
こんな部屋でーす!(いいでしょう^^)
オレンジと茶色で、コーディネイトされています。
このように同じ色で組み合わせることをドミナントカラー配色と言います。
マッチングするのは、オレンジと茶色が同じ色であり、親戚だからです。
絶対音感ならぬ絶対色感
以下のYouTubeをご覧ください!
97%が間違える視覚能力テスト。
全問パスできるのは、3%の人だけだそうですよ。笑
いかがですか?際どい色もありますよね。
うえつは、とりあえずクリアできました^^
半分自己満足の世界です。
微妙な色の違いを見分ける力を養うより、誰がどうみてもそうとしか見えない情報を色で伝える知識を身につけたいですね!
この記事で使われている色について
使われている図は、わたしが作成したイメージです。
色は、モニタによって変化しますので正確ではありません。
正式な色を確認したい場合は「日本色研新配色カード199」でご確認くださいね!