色彩検定1級に合格した時の勉強術!

デザイナーのうえつです。
去年私は、色彩検定1級を受けました!
2017年12月17日実施、一年前の今頃は頭フル回転で勉強していました。

試験が12月なので、仕事が最も忙しいこの時期にどうしたら仕事と両立させながら
効率よく勉強できるんだろう?と色々試したものです。
その時の役に立ったことと立たなかったことをご紹介したいと思います!

ところで色彩検定1級ってどんな試験?

一次試験(毎年1回11月に実施)100分

  • マークシート
  • 知識問題

二次試験(毎年1回12月に実施)合わせて90分

  • 筆記試験
  • 実技
  • 文章問題、穴埋め問題
  • 答えの色を199枚の色カードから選び、ハサミで切りノリで貼る
テキストを広げている写真

 

ちなみに1次試験の合否を待ってから2次試験の勉強しても間に合いません。
しかし1次試験を通過しないことには2次試験がないため、必死に1次試験の勉強に重きをおいた私は1次試験で燃え尽き、2次試験で落ちました。orz

色彩検定1級は、1次を通過した人は2年間だけ、1次試験が免除されます。
しかし、ものすごく勉強がきつかったので、翌年わたしは試験を受けませんでした。
ところがそうすると翌々年は最後のチャンスとなるわけです。
なので、わたしにとって絶対に負けられない試合となりました。

独学で受かるために試したこと

  • 参考書を買う
  • ブログを読む
  • ググる
  • 勉強する時は、青のボールペンしか使わない
  • 読み上げアプリを聞きながら寝る
  • 過去問を解く
  • かるた方式でマグネットを作る
  • 単語帳を作る
  • アプリで勉強する
  • googleカレンダーに予定を入れる
  • 3000円のユンケルスターを飲む

参考書を買う

2級と3級のテキスト
 

参考書はネットで買うのもいいですが、できるだけ手に取って自身に合うものを探すことをおすすめします。
私が選んだのは上記の2冊です。
フルカラーで文字も大きく例もわかりやすいので、とても相性の合う参考書です。
愛着が湧いたのでこの2冊は今でも手元に置いておきたい本です。
1級を受けるためには、2級と3級の知識が必要です。

3級で学ぶことは2級では出てこないし、1級で学ぶことももちろん3級2級で出てきませんが、3級2級を理解してないと1級の内容がちんぷんかんぷんです。

3級2級の本で知識を身につけてモチベーションを上げていきましょう!

しかし、大きな本屋さんに行くと何冊か参考書がありますが、1級に関してはほとんど置いてありません。
私も本屋で見つけることができなかったので、ネットで何冊か書いました。
しかし、選んだ本が悪かったのか、ものすごく難しく、過去問にも出てこないような難問が載っていたので、自信を無くすだけの本となりました。

1級に関しての知識は、最新の公式テキストを購入して、隅々まで勉強するだけで大丈夫です。十分です。

隅々まで理解できないことは、ネットで調べたらたいてい解決しました。
理解力も必要ですが、とにかく暗記がたくさんあります。

公式テキストはこちら

ブログを読む

まずは、情報収集です。
ありとあらゆる人の成功談と失敗談のブログを読みまくりました。
そのでおすすめされるテキストを購入したり、勉強法を真似したり、とっても役に立ちました。
参考にしてたブログ
https://shikisaikentei-online.com/2ji_hissu
http://color-sl.info/

ググる

参考書を見てもどうしてもわからない場合、問題集のキーワードでググると知恵袋などに同じ質問をしている人がいたりするのです。役に立ちました。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1051684880

勉強する時は、青のボールペンしか使わない

役に立ちません(わたしには)
https://president.jp/articles/-/22903
青ペン書きなぐり戦法でノートを埋め尽くしましたが、最終的に白いノートに黒のボールペンが一番読みやすいし、頭に入って来ました。
しかし、集中力が増す色が青ともあって、この戦法は役に立つと信じていたので1回目の試験の時は、ネイルも青で行きました。
正直自分の指の色が邪魔で、集中できませんでした!

青いペンでノートいっぱいに文字がかかれた写真

 

読み上げアプリを聞きながら寝る

スピードラーニング方式です。役に立ちません。
イヤホンで聞いて、睡眠取れません。
歩きながら聞いて、入ってきません。
仕事中聞いて、雑音でしかないです。

過去問を解く

一番役に立ちます笑
これに勝るものは、ないですよね。
って言うことを中学校の時から知っておきたかった。
はっきり言って過去問を解かない人に勝ちはないです。
過去問は高いですが、2冊以上は買いましょう。
メルカリなどでも売ってたりします。
時間を計りながら、通しで解いてみましょう。

かるた方式でマグネットを作る

役に立ちます。
表に色カード貼って、裏に答えを書いて、冷蔵庫とか洗濯機ととかに貼ってました。例えば髪をドライヤーで乾かす時など、毎日することに絡めてすると時間を見つけやすく、続けることができます。

様々な色のマグネットの裏に色名がかかれている

 

単語帳を作る

本物(紙の表裏に手書きしてリングでくるくる回すもの)は、役に立たない。
作るのが大変、めくるのが面倒、結構邪魔で持ち運びも不便。

しかしスマホアプリの単語帳は役に立つ!
アプリによっては覚えたものだけ外してくれたり、シャッフルしてくれたり、自動でめくってくれたりする!
電車の中は、全部これで暗記!

アプリで勉強する

アプリは、使ってみて自分の肌に合うものを使ってみる方が良いと思います。
検索してみると、色々出てきます。

私が使用していたアプリは以下の4つです。

  • 単語帳アプリ
    自分で作るタイプのアプリです。
    自分でめくらなくても、自動的にめくってくれます。もちろん手動でもめくれます。
    ゆっくり考えたいときはスピードを遅く、だいたい覚えたものはテンポよくめくる、といった設定ができます。
    覚えたものは除外してくれたり、手書きの単語帳では手間のかかることがアプリでできるってすごいですよね。
    しかも読み上げ機能がついてるので、音声をオンにすると読んでくれます。
    慣用色名を覚えるのに役に立ちます!
    寝る前などに聞いて寝るのもいいですね!
  • メモメモ暗記
    こちらも自分で作るタイプのアプリです。
    単語帳アプリとあまり変わりませんが、見た目がシンプルなので、こちらも使いやすいです。
    同じようなアプリを入れておくと気分も変わるし、同じ内容でも違う路線で覚えれるので、二つ以上入れるのは良いと思います。作るの面倒ですが、作る時にも覚えることができるので最初の手間も意味がありそうです。
  • 慣用色名
    こちらのアプリは、画面を通して色をみるのでナンセンスであるし、実際色も正確には出せていないので色としてはお勧めできませんが、名前を覚えるという意味では意味があります。上記二つのアプリと合わせて気分を変えて使うのが良いです。
  • 暗記カード
    上記3つのアプリは色の名前や番号に使用してきましたが、こちらのアプリは、撮影したものが使えるので、間違えてしまった問題などを写真に撮って答えと解説をまた撮影してといった使い方ができます。
    問題と答えの入力ができて、指でスクロールすると問題が出てきて、次に答えが出てくるという作りになっています。
    上記3つと同じく単語帳の機能があり、読み上げもあります。
    似たようなアプリですが、使い方やアプリのデザインとか少しずつ違うので、視覚、聴覚、と気分を変えて色んな視点から暗記できるのがいいですよ!

googleカレンダーに予定を入れる

役に立ちます。
スマホのカレンダーアプリに今週はここまでするというタスクを入れる。
毎週土日にテキストの00ページから00ページとしておくと、目標を持って週末を迎えられる!

3000円のユンケルスターを飲む

役に立つ!!!
最後の切り札ユンケルスター!!!
TOEICで高得点を出したいなら試験前にユンケルを飲むというのは有名な話です。
しかもユンケルは高いものじゃないと効果がないそうです。
http://d.hatena.ne.jp/Cafe_de_T-Dog+eigo_keizoku/20140519/1400507969

当時たった一本のドリンクに3000円を払う勇気がなく、1回目の試験では1000円前後のユンケルしか買えませんでした。涙(中途半端はいけません)
しかし、2回目の試験の時は迷わず買えるよう、コツコツと毎日ユンケル貯金を事前にしていたので迷わず買えました!笑

ユンケルスターの写真

※わたしが当時実際に飲んだユンケルスター(facebookより)

そして試験会場についてから、ついにユンケルスターを飲みました。
飲んだ瞬間から、胸がカッ!と熱くなりました。
なんか覚醒した!っていう感じでちょっと怖かったです。
飲んだことないから、合わなかったらどうしようみたいな心配もあったのですが、そのままお腹を壊すこともなく、試験を迎えました。

効果のほどはと言うと・・なんと試験終了の20分前に問題を解き終わりました。
今まで時間を計りながら過去問を解いていて、一度も時間内に解いたことないのに!
おかげで、全部の問題を最初から見直すことができました。

ユンケルおすすめです。ユンケル貯金してみてください!

まとめ

いかがでしょうか?
うえつの役立つ?勉強術!
ユンケル・・とにかくすごいです(回し者ではない)

とはいえ、勉強してないと試験は受かりません。
ユンケルがすごすぎて正直、試験中「もう受かったな」と思いました。

その直後、ツイッター見てたら自分がまんまと引っ掛け問題に引っかかったことに気がつき、合格通知が届くまでの約一ヶ月間は「落ちた・・。落ちた・・。」とブツブツ呟き、暗い年越しをしたもんです。

結果、なぜ受かったのか不明ですが、合格通知が来た時は、とっても嬉しかったです!!

しかし色彩検定を持っているからといって、色や配色の位置づけが分かるようになるかもしれませんが知識を継続して実践で活用できなければ意味がありません。
知識を身につけた上で、実績を積んで自分の目を信じて、配色していきたいと思います。

今回はわたしの実体験でお話進めましたが、何か参考にしてもらえたら嬉しいなと思います^^

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