皆様の会社では朝礼を行っていますか?
最近は朝礼を行わない会社も増えてきたようですが、リクトでは創業以来朝礼を行っています。
チラリクトということで、弊社の朝礼の目的と流れをお伝えいたします。
朝礼の目的
何のための朝礼か?そもそも意味があるの?いろいろな考え方がありますので、リクトでは朝礼の目的を明示しています。
- 会社の理念や目的、定義を共有することで、全員の方向性を合わせ、チーム全体の力を最大化する
→経営計画書を1日1ページずつ確認しています。 - ハキハキとした声を出すことで、その日関わる全ての人とのコミュニケーションを円滑にする
→挨拶はもちろん、全員に発言の場を設けています。 - 1日の予定を組み立てて臨むことで、個人の業務効率を上げる
→就業開始後に予定を組み立てるのではなく、朝礼後は業務に全力投球できるように予定を組み立ててから朝礼に参加してもらっています。 - 個人の業務予定、スケジュールを共有することで、チームの業務効率を上げる。
→一人で完結しない仕事も多いため、各自の業務の優先順位なども共有しています。
この他にも、端的に内容をまとめる、人前で発言することに慣れる、仲間の考え方や着眼点などを知る機会につながるといったメリットもあります。
朝礼の流れ
具体的に、下記のような流れで朝礼を進めています。
- 挨拶
- 今週来週のイベント・行事について
→これは、週初のみですが経営計画書の年間スケジュールをもとに、すでに確定しており全員に関係する2週間分のスケジュールを確認しています。 - 共有、連絡事項
→セミナーやイベントに参加したメンバーからの報告やその日の直行、欠席者等の把握、細かな共有すべき事務連絡等を行っています。 - 総務・経理報告
→受領した書類の確認や総務からの連絡事項を共有しています。 - クリエイティブ事業部報告
→クリエイティブチームからは作業者の本日の作業予定や優先順位、依頼事項に対する遅延報告、遅延予測などを共有しています。
また、ディレクターからは公開予定が近い案件の進捗、公開予定日の共有を行っています。 - プランニング事業部報告
→プランニングチームからは提案中案件の進捗や商談状況の共有を行っています。
また、サポートチームからはクライアント様からいただいたアンケートの共有や本日納期厳守の依頼の確認等を行っています。 - 経営計画書
→1日1項目ずつ、経営計画書の確認を行ています。 - 仲間を、褒める
→当日の朝礼担当が、一人の仲間のよい行動を褒める機会です。容姿や服装などではなく、「行動」に対して褒めるようにしており、褒められた本人が自信をもって再現できる、ほかの仲間も見習うことができるといった狙いがあります。そのために、日ごろから仲間の行動に注目することで相手を知る機会にもなっています。 - 今月のテーマについて
→当日の朝礼担当が、今月のテーマについて発表します。テーマは毎月変わりますが、今月(2020年1月)は、「今年やりたいこと」です。仲間がどのようなことに興味を持っているのか、どのようなことを考えているのかなどを知る機会につながります。 - 読書発表会
→月曜日のみ、週替わりで担当者が読んだ本の発表時間を設けています。本を読む習慣形成、他の人が読んだ本から自分なりの気づきを得る機会になっています。
仲間が増えると、いつ、だれに、なにを伝えたか把握することが難しくなります。メールやチャットで送っても、認識・把握レベルは人によって様々です。
「言った」という事実と「伝わった」という事実はイコールにならないことも多いのではないでしょうか?
こういったコミュニケーションのズレを解消する場としても朝礼は貢献してくれます。
読書発表のない日で15分前後の時間配分となっており、これを10人で行えば150分の時間に相当するため、なんとなく毎日行われる定例行事ではなく、しっかりと目的を考えて充実した時間にしていきたいと考えています。